M-FEP3のインストールにACS Publisher IDが不要に

重大なニュースです。とりあえず結論から書きますと10/30付けでDevCerfの仕様が変更され、ACS Publisher ID無しでも「WriteDeviceData」「ReadDeviceData」「TrustedUI」のケイパビリティが付加できるようになったようです。


事の発端は某氏からの「自分で取得した開発者認証(ACS認証無し)を付加したらM-FEP3がM600iで使用できましたよ」という情報でした。最初は状況が飲み込めず「?」がいっぱい並んだ状態でした*1が、その後メールを数回やりとりしましたら「Developer Certificate Request」のバージョンが違うということに気が付きました*2。それで改めてSymbianSignedをチェックしてみたら10/30付けで開発者認証の仕様が改定されたことが分かりました*3


さっそく自分で新たに開発者認証を取得して試してみましたがDeveloper Certificate Request Ver2.0では確かに13個のケイパビリティ*4が選択できるようになっており、実際に付加してみると問題なく実機で使用できるようになりました。


そもそもTcbやAllFilesに代表される低レベルなケイパビリティは端末のセキュリティ上、保護する必要があると思っていましたが、開発者証明は1つにつき1台にしか割り振れないという性質上からACSで保護されている3つのケイパビリティまで保護される必要があるのかと疑問に思っていました*5。そこでこれは勝手な推測ですが、以前の仕様では開発者認証のケイパビリティの割り振りに対してかなり要望(クレーム?)が上がったのでSymbianSignedも動いたということではないかと思います。ちなみにこれはこの辺の資料(PDF)から見てとれます(DevCerts取得者数の推移に注目。)。


なんにせよこれでACSによる縛りが無くなったので、M-FEP3開発をオープンに進めることが出来ます。またACS購入の心配がなくなったので他機種への移植も気軽に始めることが出来るようになりました。まさかSymbianSignedの仕様が改定されると思いませんでしたが、非常に好ましい状況になったのは確かだと思います。

*1:大変申し訳ないです…

*2:自分のはVer1.9で某氏のはVer2.0。

*3:最初は「10/6」と勘違いしてひどく落胆したのは秘密。

*4:Ver1.9では10個まで。

*5:まあ自分がFEP開発で必要だったというのがありますが。